西大寺・秋篠寺今日は七夕です。天気もいいし、織姫さまと彦星さまは会えそうです。 暑い暑い~、でも負けないぞ~。 今日も先輩と西大寺→秋篠寺→神功皇后陵→成務天皇陵→日葉酢媛命→孝謙天皇陵→垂仁天皇皇后・日葉酢媛命陵→佐紀神社→平城宮跡→磐之媛陵→ウワナベ・コナベ陵→不退寺の横をかすめて新大宮まで。 長屋王の敷地跡に寄り道をしたりしてやく10キロの行程頑張っちゃいました。 暑いけど歩くと気持ちイイ~。 まずは近鉄奈良線西大寺駅で降りて西大寺に向かいます。 入り口が西大寺幼稚園になっていて、可愛い歌が聞こえます。 ♪ささのは~ さ~ら、さら~。 やっぱり、今日は七夕だ。 西大寺って駅は知ってたけどこんなに大きなお寺があるとは知らなかった。 テレビで大茶盛で有名らしいのだけども…。 東の東大寺を作ったのは聖武天皇。 西の西大寺を作ったのは誰だか知っていますか? 答は聖武天皇の娘、阿倍内親王、つまり孝謙天皇です。 道鏡を天皇にしたかったことで有名ですよね。 西大寺は毎年春と秋に行われる大茶盛で有名ですよね。 ちなみに、大茶盛が行われるあの立派な建物、実は先輩のご主人が設計をされたのです。 凄いですよね。 駅のこんなに近くに、こんなに素敵なお寺があったなんてしならかった。 さて、次は秋篠寺へ向かいます。 野神神社を右折して、近鉄奈良線の線路を越えて住宅地の中を少しさまよったら一本道です。 見えてきました。 秋篠寺です。 秋篠という姓は確か、土師氏から枝分かれしたはず。 古墳を作る技術者集団だった土師氏(その先祖は日本で一番はじめに相撲をして当麻蹴速に勝った野見宿禰と言われています。) その土師氏が古墳作りが全盛期を過ぎたころ持前の叡智を生かして学者として律令制度を作るときに活躍します。 そのころから、土師氏という姓から菅原、秋篠、大江、土師の四つに枝分かれしていきます。 そういえば、この辺りに菅原神社もありました。 今日はこのあと、たくさんの古墳のそばを通りますがやはり秋篠という姓と何らかの関係があるのでしょうか。 秋篠寺は苔が美しい落ち着いてしっとりとした良いお寺です。 国宝である本堂の中には素晴らしいものがたくさんあります。 まずは、技芸天。 古くは各地においても信仰されてたと思われますが、現在では他に全く例がなく我が国唯一の技芸天です。 芸能一般の神様ですが、御顔が何とも柔和で美しい。 残念ながら、写真を撮ることが出来なかったので御顔を拝見したい方は是非秋篠寺まで足をお運びくださいね。 真ん中には薬師如来、両横に日光菩薩と月光菩薩、その横には地蔵菩薩と不動明王、そして帝釈天や愛染明王など見事でした。 何時間見ていても飽きないくらい素晴らしいものばかりです。 椅子があったので先輩と私はしばらくの間、美しい仏像に見とれていました。 ジャンル別一覧
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